社交不安障害の課題
社交不安障害を抱える人は、いろいろな場面において強い不安や緊張を感じます。今回は、私自身の経験も踏まえて社交不安障害の課題について考えてみました。
1.周囲の誤解と偏見
社交不安障害についての認知度はまだ低く、偏見や誤解が生じることがあります。例えば単なる「シャイ」や「人見知り」として理解されることや、不安症状を「ただの緊張」「いずれ慣れる」などとして軽視さることがあります。
2.周囲からの孤立
社交不安障害を抱える人は、社交的な場の状況を避けたり、回避することがあります。例えば”会話に入らない””付き合いの場(飲み会や行事)に参加しない”などから、周囲から距離を置かれたり、誘われなくなることで孤立を感じることがあります。
3.教育や仕事での課題
社交不安障害を抱える人は、学校や職場でも問題を抱えています。学校では、”発表ができない””黒板に書くことができない”などで不登校になったり、職場では”朝礼や会議に参加できない””電話対応ができない”などで休職や離職につながることもあります。
4.日常生活での課題
社交不安障害を抱える人は、”人前で何かをする”だけでなく、日常生活の中で”人が多い場所”や”逃げ場がないと感じる”の場面においても苦痛を感じる事があります。例えば、ショッピングモールやスーパーに行くこと、高速道路や電車になるなどで不安や苦痛を感じます。また、不安症状が慢性化することで、うつ病やパニック障害など他の精神障害を発症することがあるとされています。
5.治療へのアクセスの課題
社交不安障害を抱える人の治療へのアクセスが難しい場合があります。本人自身も「他より少し緊張が強いだけ」「一時的な緊張や不安」と考え放置しておいたり、また治療に進んでも時間や費用、周囲の理解が必要になります。
まとめ
社交不安障害については、社会的な認知度の向上や早期発見・早期治療が求められています。治療には、認知行動療法や薬物療法などが用いられますが、治療の成果は個人差が大きいため、個別に適切な治療法を選択することが重要です。
私自身も治療する中で変化を感じられなく、焦りや不安が強くなることがありました。なかなか出来ることではありませんが、しっかりと自分と向き合い『自己受容』することが大切です。
このブログに巡り会えた方共に、心穏やかに過ごせる時間が多く持てるよう願います。



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